前述の通り、2021年6月3日(木)~ 6月9日(水)まで、東京都新宿区のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で個展を開催予定です。
アイデムフォトギャラリー「シリウス」について。
https://www.photo-sirius.net/
兵庫県神戸市の私が、東京で個展を開催するには色々と経費がかかります。
今の私には、皆さんの支援なく実行することが困難です。
・アイデムフォトギャラリー「シリウス」での個展を成功させたい。
・クラウドファンディングを通じて、多くの方々とつながりたい。
この2つが、私のプロジェクト目的です。>

【3.プロジェクト経緯】>
「新型コロナウイルス」
これが、プロジェクトに繋がる動機となりました。>
今年5月に開催予定だった展覧会の中止、出張撮影の激減・・・生活は苦しくなる一方でした。
そこで思いついたのが、写真集の自費出版でした。
いつも個展にお越し下さるファンの方々にお声をかけ、資金を募りました。
おかげで、初の写真集「鉄の華 美しき下町工場の侍」(モノクロ 69作品 80ページ)>を完成させることができました。

写真集が出来上がったころには、全国へ巡回展に回りたい・・・と夢を膨らませていたのですが、潤沢な資金があるわけでもなく、断念しました。
せめて東京へ進出したい!そんな思いが膨らんで、東京のギャラリーを色々調べました。その中で、
・会場が広くて、立派。
・マスコミ関係各社に宣伝して頂ける。
・何よりも、会場使用料が他のギャラリーよりも圧倒的に手頃な値段であった。
上記の理由で、アイデムフォトギャラリー「シリウス」に応募しました。
しかし、審査の合格通知をもらった時に、まず考えたことは「日々の生活だけでも精一杯なのに、どうしよう。」という不安でした。
でも、資金不足を理由に断りたくありませんでした。絶対にやりたいと思いました。そこで、クラウドファンディングを開催し、皆様のご支援で素晴らしい展覧会を開催したい。
これが、このプロジェクトに至る経緯です。>
【4.写真集の内容(シリウスでの主な展示作品の内容)】>
アイデムフォトギャラリー「シリウス」の個展では、>
写真集の作品 50点
新作 20点(兵庫区を含む鉄工所の職人さんや、大型鍛造所、大型鋳造所、造船所の作品等)
以上70点を出展いたします。
写真集の作品が主な展示内容になります。
写真集は、神戸市長田区に今も実在する鉄工所の職人さん達を被写体としています。>


「兵庫県神戸市長田区。隣町(板宿)に住む私にとっては憧れの町だった。デパート、賑やかな商店街、街角に並ぶ鉄工所。でも、長田は時代と共に廃れていった。阪神淡路大震災が追い打ちをかけた。
2年前、何気なく長田へ訪れた私に、昔ながらの鉄工所が目に入った。昭和の匂いを手繰るように、長田区の鉄工所を一件一件訪ね歩いた。
幸い、十数件の鉄工所で撮影許可を得ることができた。それと同時に、寂しい現実を知ることになった。
鉄工所を支えているのは、高齢者世代で、次を担う世代が育っていない事だ。
しかし、高齢者世代の職人たちは逞しい。大抵が半世紀以上この仕事を続けている。
昭和・平成・令和の今まで、己の技術力を磨き上げながら働き続けてきた。
熟練職人となった今では、好きで仕事を続けている。その力強い生き様は、「サムライ」を想起させる。
その勇姿を写真という形で残したかった。この写真集を通じて、多くの方々に「元気」を届けることができれば幸いである。」>
(写真集 あとがきより抜粋)
以上が、私が神戸市長田区の鉄工所を撮影し始めた動機になります。
彼らの美しさ(私は、心打たれる有様を美しいと表現します。)を一人でも多くの方々にお届けしたい。
コロナ渦中でも頑張っている彼らの姿を観てほしい・・・と心から願います。>

【5.プロジェクトについて】>
プロジェクトはALL inです。
「シリウス」での個展は、決定事項です。
必ず個展は開催いたしますので、ご安心ください。>
【開催期間】
2021年2月1日午前0:00~3月31日午後11:59までの2か月間>
【資金の内容】
シリウス写真展費用:60,000円
案内はがき印刷:20,000円
交通費(神戸~東京):40,000円(新幹線利用)
宿泊費(7泊8日):35,000円
SNSでの宣伝費: 10,000円
手数料:20,000円
合計:185,000円
上記資金を皆様のご支援で、東京(アイデムフォトギャラリー「シリウス」)での個展を叶えたいです。よろしくお願いいたします!!>
【6.リターン内容】>
※お支払い方法はVISA/MasterCard/American Express/JCB/ダイナースクラブ/ディスカバーカードでのクレジットカード決済、または銀行振り込みでご購入いただくことができます。
このプロジェクトはリターン形式になります。
※支援者様のお名前を、任意でホームページへ掲載(匿名でも可能)させていただきます。
①モノクロ作品プラン 1,000円>
・2Lサイズのモノクロ作品をプレゼント(送料込み)
サンプル

②モノクロ作品2枚プラン 2,000円>
・2Lサイズのモノクロ作品2枚をプレゼント(送料込み)
サンプル

③美しき下町工場の侍プラン 4,000円>
・写真集「鉄の華 美しき下町工場の侍」(送料込み)

この写真集で、アイデムフォトギャラリー「シリウス」の個展が叶いました。
大きさ22.5×23.0センチ。69作品。内容は、自信アリです!よろしくお願いいたします!
④美しき下町工場の侍+USB付プラン 8,000円>
・写真集「鉄の華 美しき下町工場の侍」
・写真集の全作品69データーが入ったUSB(送料込み)
⑤神戸物語応援プラン 11,000円 10組様限定>
・神戸市近郊での出張撮影(交通費は別途請求いたします。)
・後日USBにて、データーをお送りします。(レターパック送料込み)
*出張撮影は、大体2時間までで終了します。
データー数は約50程になりますが、内容によって変動いたしますので、ご了承ください。

⑥東京物語応援プラン 3,000円>
・個展開催中(6/3-6/9 日曜日休み)にお越しください。お好きな物品をプレゼントいたします。
・個展会場横にラウンジがございます。宜しければ、インタビューを受付ます。
カメラをご持参下されば、会場内にて2-3枚程度撮影させて頂きます。
(写真集・USBデーター・A4サイズの作品2枚のいずれか)

【7.スケジュール】>
2月3日クラウドファンディング開始
3月31日クラウドファンディング終了
4月31日までに、2L作品、写真集、USBデーターの発送終了
※出張撮影ご依頼の方※
・神戸市近郊の方…ご都合の良い日をご相談の上、決めさせていただきます。
撮影終了後、1週間以内にUSBデーターをお送りします。
ストロボは最低1灯持参しますが、室内撮影の場合2灯にすることも可能です。
6月末 パトロン様への全てのリターン終了
【8.最後に】
私は写真家で良かった。と心から思います。
写真家ということで、通常入れない鉄工所で撮影させてもらっています。
そして、長谷川の写真ファンになって下さり支援して下さる方々が増えてきています。
写真を通じて、色んな方々と繋がっています。
通常ではない状況だからこそ、尚更人の温かさを感じることができます。
その支援の輪をこれからも広げていきたいです。
次は、貴女様だと嬉しいです!

【9.長谷川佳江の作品について。】
①竹島佳美(たけしまかつみ/男性)長谷川佳江が師事する先生です。
大阪写真専門学院(現在は廃校)講師兼、広告フォトグラファーを経て、現在プロ写真家
「私は、作品を通じてファインダーを覗く姿勢、心の有り様を観ている。彼女はいつも真摯に、被写体や自分と向き合っている。彼女の作品づくりは、昨今に見られるような自己満足や、ファッション的なものとは一線を隔している。混沌とした写真芸術の中で、彼女は稀にみる本物だと信じている。」
②清水弘法(有限会社ホップ技研 代表取締役社長/神戸市長田区 鉄工所)
モノクロの中に、躍動感と力がある。長谷川さんは、男が仕事に没頭している、真摯に向き合っている姿勢を表現してくれる。長谷川さんが撮影した自分の写真を携帯の待ち受け画面にしていると、複数の女性に「男らしい。カッコいい。この写真を観ていると、何だか力が湧いてくる。」と褒められた。
③(有)大日精工所 代表 松本 昇
戦後の産めよ増やせよのベビー・ブーマー、日本の復興を底辺で支えてきた人達は後期高齢者に。
そして時代はIT AI時代に。いかに時代が変わっても物作りする人がいてこそ。
長谷川佳江さんの目とレンズは、そんな時代と時代を今も支えている人に光を与えてくれます。
長谷川佳江さん、貴女に感謝です。
④元ライブハウス 姫路マッシュルーム店長 長谷川光平
私の叔父、浦山 桐郎の映画「キューポラのある街」を思い出しました。
長谷川佳江さんは稀にみる芸術家だと思います。写真のモデルの皆さんにも豊かな祝福がありますように。
⑤得平秀昌 養蜂家
写真家の長谷川佳江さんの被写体は鉄と格闘する職人が多い。鉄という極めて非人間的な物を前に、不思議なことに人が人になる。いやそれ以上に人のその表情、姿が崇高さすら帯び始める。彼女はそれを意識して撮影したのかどうか知らないが、揺るぎない人の姿を活写している。 対象に肉薄する気迫は土門を感じさせるが、そういった権威を持ち出す必要もあるまい。長谷川佳江は長谷川佳江である。一人の写真家の誕生を祝おう。
⑥田中 久斗 オートマタ作家
長谷川佳江さんの写真集観ながら、私思うんですけどね。小奇麗なオフィスでパソコンやら会議やらだけで、仕事してます、社会動かしてます風な輩が多すぎるんですよ。若い人はそういう仕事に憧れているみたいですけど、実際世の中動かしているのは現場でモノを作ったり、サービスしたりするオッチャンやオバチャンみたいな人達ですよ。社会のそうゆう影の部分に光をあてて、現場の人達に対する温かい尊敬の念が長谷川さんの写真集にはあると思います。モノクロでシャープな写真の中にも温もりが感じられます。だから、長谷川さんの写真は凄いのです。アイデムフォトギャラリーシリウスの写真展の成功祈っています。是非伺いたいと思います。
※BUNCAコラムにて長谷川佳江さんがご執筆された記事を掲載中です。
是非、併せてご覧ください!
「なぜ、写真なのか。なぜ、鉄工所なのか。」を自分に問いかけてみました。
URL:https://blog.bun-ca.com/photographer/5168.html